プレート式熱交換器で使用されておりますガスケットは、
高温ほど耐用年数が短く、低温ほど長くなります。(下記グラフご参照)
耐用年数とは、ガスケットのシールがない状態(外漏れ発生)です。
漏れますと、人体に危害を及ぼしたり、隣接する機器に悪影響を及ぼします。
また、流体(エネルギー)のロスになります。
では、耐用年数に近づく初期サインはどうでしょうか?
次の2点を確認してください。
①日常の外観点検で、熱交換器の下部や周りに漏れた跡はないでしょうか?
②クリップ式ガスケットでは、クリップ部の弾力が衰えて硬化していないでしょうか?
加熱用途(給湯、暖房等)では、是非チェックください。
本格的に漏れる前に、計画的な整備対策が打てます。